他子ども会の創意工夫事例

【港区/港ボランティア・サークル】子ども会の「やってみたい」を応援!気軽な相談で広がる、地域のワクワクの連携

名古屋市港区を中心に、子ども会の行事サポートや地域のイベントで大活躍の「港ボランティア・サークル」。
高校1年生から33歳までのメンバー20名で、年間147回もの活動を行っています。
「子ども会の行事の企画が思い浮かばない…」「当日のスタッフが足りなくて不安…」そんな子ども会役員さんの強い味方である「港ボランティア・サークル(以下、港ボラ)」の幹事7名の方にお話を伺い、頼もしいサポートの秘訣や、依頼のコツを探ってきました。
(※港ボランティア・サークルでは、年齢や立場に関わらずフラットに関われるよう、普段からニックネームで呼び合っているそうです。今回はメンバーのみなさんをニックネームでご紹介します。)

【子ども会役員さんの負担軽減】
気楽に相談OK!子ども会からの依頼のコツ(以下1)  
【メンバーのやりがいと活動内容の工夫】
「引き継ぎ」と「育成」想いを支える運営の工夫(以下2)
ボラ×子ども会連携で生まれる次世代への好循環 (以下3)


1. 「決まっているのは日程だけ」でも大歓迎!子ども会に寄り添う依頼のコツ

港ボラさんは子ども会の行事などのサポートをしてくれると伺っておりますが、子ども会の役員さんの中には、手伝ってほしいと思っても、「具体的に何をお願いすればいいか分からない」と悩む方もいらっしゃると思います。実際には、どんな依頼が来ていますか?

みかん
地域のお祭りや運動会、クリスマス会など、さまざまなイベントで、準備のお手伝いから当日のレクリエーション(以下レク)運営まで幅広くご依頼をいただいています。
港区内の子ども会はもちろん、子ども会以外からのご依頼にも、ご相談に応じて柔軟に対応しています。

「行事を開催したいけれど、具体的な内容はまだ決まっていない…」という段階で相談しても大丈夫でしょうか?

みかん
はい、もちろんです!実はご相談いただく段階では、「クリスマス会をやりたいけれど、日程しか決まっていない」「この時間で盛り上げてもらいたいけど、内容は全然決まってない」という場合も多く、一緒に作り上げていくことも珍しくありません。

シュン
そのため、「○○(クリスマスやハロウィンなど)をテーマにした行事をしたい」「準備を手伝ってほしい」「1時間、楽しく盛り上げてほしい」といった大まかなテーマや、お困りごとの段階で気軽に声をかけていただければ大丈夫です!

具体的に決まっていなくても相談できるのは、役員さんにとって本当に心強いですね!実際にはどのように企画を進めていくのでしょうか?

みかん
まずは役員さんから「こんな雰囲気にしたい」「この場所・日程で行いたい」といったご希望を伺います。私たちはたくさんのレクの引き出しを持っているので、その中から、お子さんの年齢層や人数に合った企画をご提案することもありますし、他子ども会の行事サポートの経験から「こういう行事ではビンゴ大会が人気ですよ」といった情報を提供することもあります。
そのように、お話ししながら一緒に作り上げていきます。

他子ども会の事例も参考にしながら、「何をお願いするか」から一緒に考えてもらえるのは、役員さんにとって大きな安心材料ですね。

シュン
はい。「こんなこと頼んでもいいのかな?」と迷う前に、ぜひ一度お話を聞かせてください。役員さんの負担を減らしながら、子どもたちが最高に楽しめる時間を一緒に作っていきましょう!

子どもたちと一緒に作り上げたお神輿。お祭りの準備からサポートすることも
会場を盛り上げるレクリエーションの数々

2. 子どもたちの笑顔が原動力!年間147回の活動を支える「安心の引き継ぎ」と「充実の育成体制」

年間147回もの活動を行っているそうですが、メンバーのみなさんの高いモチベーションや、どの現場でもスムーズに運営できる秘訣は何ですか?

みみん
モチベーションは、やっぱり子どもが好きで、成長を見られるのが楽しいことです!

アリー
ここには「子どもが好き」「子どもたちの笑顔が見たい」という熱い想いを持ったメンバーが多いんです。

みかん
私たちにとっても、ここは「自分らしくいられる大切な居場所」。この大好きな場所を次の世代に残していきたいです。

サナ
次の世代に残すためには、会員を増やしていきたいので、子どもと接するときには、楽しい場所と思ってもらえるように心がけてます。

あす
子どもたちが自分から「行きたい」と思うような有意義な時間になるように意識しています!

「子どもたちに楽しんでもらいたい」という想いが、活動の原動力になっているんですね。

シュン
そうした想いをカタチにして、誰がどの現場に行っても子どもたちに最高の時間を届けられるよう、派遣されたすべての行事で詳細な記録(派遣報告書)を残しています。依頼の概要や予定だけでなく、実際の配置図や進行記録、改善点まで細かく記載しているんです。

みかん
同じ子ども会に2年連続でご依頼いただいた場合は、前年の記録を確認してから打ち合わせに臨みます。「去年とレクがかぶらないようにしよう」「去年はここで時間が押したから今回は改善しよう」と事前に対策ができるのは、この記録のおかげです。

ボランティアのみなさんの温かい想いがあるからこそ、毎回丁寧な準備をしてくださるのですね。子ども会も毎年役員さんが交替することが多いので、過去のデータや注意点を引き継いでくれているのは物理的にも心理的にも本当に助かりますね。

シュン
そう言っていただけるとうれしいです!また、社会人と関わる機会も多いので、メンバー向けにマナーや一般常識、安全に配慮した研修会なども定期的に行っています。安心して任せていただける体制づくりを心がけています。

みかん
実は、私たちのサークルでは、ボランティアの派遣だけでなく、子ども会でリーダーになる子どもを育成するために、各学区のジュニアリーダー(小学4年生~中学生)を対象に定期的な研修も行っています。子ども会のイベントでは、自分の学区のジュニアリーダーがブースを担当したりと、とても頼もしい存在になっています!
子ども会がない学区のジュニアリーダーもいて、外部のイベントもお手伝いしてくれています。

ジュニアリーダーの育成にも力を入れているんですね。子どもたちにとっても、学区の身近なお兄さん・お姉さんが引っ張ってくれるのは心強そうです。こうした研修体制の充実も安心してお任せできる理由の一つですね。

派遣の記録を残す「派遣報告書」
レクリエーションの引き出しを増やす研修

3. 子どもたちの「憧れの存在」に!協力することで生まれる笑顔の連鎖

これまでの活動の中で、特に印象に残っている子ども会からの依頼やエピソードはありますか?

みかん
毎年、港区子ども会連絡協議会(区子連)と連携して、各学区の子ども会で活躍するリーダーの育成を目的とした、2泊3日の年少リーダー養成キャンプを行っています。自分の子ども会でデイキャンプなどができるよう、実践しながら知識を学ぶ3日間です。
もちろん役員さんも来てくださっていますが、企画から運営まで幅広く私たちに任せてもらっています。
はじめはよそよそしかった子どもたちが、3日間でとても仲良くなる姿は何回見てもうれしいです。子どもたちにとって新しいことがたくさん詰まった3日間ですが、その中でも、珍しい体験ではなく、自分たちで作り上げたキャンプファイヤーの時間が一番楽しかったと言われたときには、胸が熱くなりました。

ゆっきーな
子どもたちに楽しんでもらうためには、まず私たちが楽しいポイントを研究して、自分たち自身が現場を思いっきり楽しむことを大切にしています。私たちが全力で楽しんだり、ひょうきんにふるまっていたりすると、最初はおとなしかった子も自然と笑顔になって、輪に入ってきてくれるんです!

子どもたちを楽しませるだけでなく、お兄さん・お姉さんたち自身が輝いている姿がとても印象的ですね。実際に港ボラと連携している「港区子ども会連絡協議会」の会長さんにも、その存在感についてお話を伺いました!

「港区子ども会連絡協議会」
会長さん

港ボラのみなさんは、子どもたちが喜びそうなゲームを考えてくれたり、自ら子どもたちの輪の中に入って一緒に全力で楽しんでくれるので、子ども会にとって、なくてはならない頼もしい存在です。

行事の準備や運営などを手伝ってもらうことで、役員さんの「負担軽減」だけでなく、子どもたちにとっての「かけがえのない体験・憧れの存在」になっているのですね。

シュン
そう言っていただけると本当にうれしいです!行事を通して関わった子どもたちが、大きくなって「あのお兄さん・お姉さんたちみたいになりたい!」とジュニアリーダーや港ボラに入ってきてくれることもあり、僕たちもありがたい経験をさせてもらってます。

子ども会とボランティアが協力することは、目の前の行事を成功させるだけではなく、地域の中に新しいつながりが生まれ、次の担い手を育てることにもつながるんですね。子ども会とボランティアが手を取り合うことで、関わる全員にとってポジティブな循環が生まれています。
最後に、この記事を読んでいる子ども会の役員さんへメッセージをお願いします!

シュン
私たち、子どもたちが夢中になれる楽しいレクをたくさん持っています!「こんなことやりたい」「子どもたちを喜ばせたい」という想いをお持ちの役員さん、ぜひ気軽にご相談・お声がけください。一緒に行事を盛り上げましょう!

取材にご協力いただいた幹事のみなさん

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