現場ウォッチ

「第3回 名古屋市子ども会活動アシストバンク事業 地域で育てる・創るこども会研修会」を開催しました!

3月5日(土)、第3回研修会を情勢を受け、オンラインにて開催しました。
第1部では、生重幸恵様よりこれからの時代(Society5.0)を生き抜くためには非認知能力が必要であることをお伝えいただき、非認知能力を伸ばすための親の声掛けの仕方や見守り方、体験活動の大切さについて講演いただきました。非認知能力を育むために、子どもを中心に地域での居場所をつくることの大切さ(子ども会の意義等)について考える機会となりました。
第2部では、天白区で子育てを経験された保護者の方をゲストに迎え、トークセッションを行いました。ファシリテーターの上井靖先生を筆頭に「これから地域で子育てを行う上でどんな地域のサポートが必要か」や「子ども会の役割やあり方」について参加者全員で考える機会になりました。
2つの時間を通して、地域全体で子育てを支え合える社会にしていくために、子ども会を含めた様々な地域コミュニティに主体的に参画していくことの必要性や大切さについて理解ができ、大変有意義な時間となりました。

<参加者の声(一部抜粋)>
・非認知領域の話や子どもを過保護にせず見守る話は大変参考になりました。この事については親なら誰しもその通りと思うのではないでしょうか。母親ゲストスピーカー方の率直なお話や体験談はとても楽しかったです。
・子どもを想う気持ちを持って、活動されている方のお話を聴く機会をありがとうございます。昭和で育った、地域の子どもたちが近所を駆け回って遊んだり、秘密基地を作るイメージが今はなくて、「場づくり」の必要性をかんじました。大人も子どもも孤立しやすい環境にいるので、多世代異世代が集う場所で、義務感ではなく自然な関わりが生まれる場所があるといいのかと思います。そこで様々な大人子どもとの交流で非認知能力が育まれる。小さな出来ることから何か行動出来たらと思いました。


本研修詳細


日時:2022年3月5日(土) 10:00~11:30
会場:オンライン
詳細:第1部 基調講演~子どもを中心に地域での居場所をつくることの大切さ~
特定非営利活動法人スクール・アドバイス・ネットワーク理事長
一般社団法人キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会代表理事
生重 幸恵 先生

第2部 参加者みんなで考えるセッション
~これからの地域での子育てにおける「子ども会」の役割・あり方について~
A.sessions代表 上井 靖 先生
母親ゲストスピーカー